新しく作りたいモノは機構設計はあらかた終わったので、只今試作機の製作に取り組んでいます。
今日はアルミの小物にトライ。上図の一番上にある偏心カムです。
一発では上手く行かなそうなので、とりあえず試し斬りからやります。というのも、CNCの癖が掴めていないので、外径がどの程度の仕上がり寸法になるか読めないからです。
バックラッシュやエンドミルの公差から言えば、外径は+の仕上がりになりそうですが、まずは寸法値そのままで削ってみます。
このCNCではアルミ切削は始めてですが、剛性やスピンドルパワー的にはガンガン削れる感じです。被削材の固定方法に関しては、もう少し考えないといけませんが、とりあえずは無事に切削終了。
仕上がりを計測すると、10mm狙いで削って結果は10.03mm。+30umといったところ。違う場所で測り直しても大体その程度なので、バックラッシュの影響で歪んだりはしていないようです。なので同じエンドミルで単純に狙いの寸法を小さくしてやれば、希望の寸法で仕上げられそうです。
この部品はベアリングに嵌めて使うので、h8くらいの公差にするとして、
9.95mm狙いで削れば-20umで仕上がって丁度良い、はず。というわけで寸法を変えてもう一発削ります。仕上がった部品を再計測したところ、9.98umに少し足りないくらいと中々な出来。
ベアリングにも綺麗に嵌りました~。
この調子で後23個(笑
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